kouza 3azl

宇井　清太のシンビは・・・ここまで進化した。
原種から数えて１１代目である。
シンビは育種でここまで進化した。
エリスロ系で・・・１４㎝の巨大輪。
パフィオの人達が・・・この花を見れば・・・・エネルギーの差異に
沈黙するだろう。
夢の進化の系譜が蘭界の王道ＤＮＡである。
自分の作りたい花を・・・作る！
自分の欲しい花を・・・山で見つける！
そういうことは２０世紀で終わりにしたい。

宇井　清太が言いたいのは・・・
プラントハンターが秘境を探し回っても・・・このようなパフィオを
さがすことはできない・・ということをである。

　日本の蘭界は・・・夢が小さくなった！
　蘭展での賞が夢のゴールでは・・・情けないではないか。
　自分が望み欲しい花は・・・買うのではなく・・・
　自分で創る・・・のがランのＤＮＡではないか？？？？
　プラントハンターから買うラン栽培は・・・過去のものにしないと、
　蘭界のさらなる隆盛はない・・・。

　
　　東京ドーム蘭展が・・・・原種が最高賞！
　　情けない！
　　いつまで・・・そんなことやるつもりなのか？？？
　　美魔女大会と同じレベル。
　　最高賞の栽培法の中から・・・未来につながる理論が
　　生まれれば・・・素晴らしいのであるが。
　　会期に合わせて満開にする努力は称賛ものであるが・・・
　　原種・・・なら・・・絶句するほどの夢ではない。
　　だから・・・賞狙いのマネの栽培を行うものが出てくる。

　　その意味では・・・
　　第１回蘭展での江尻先生のカトレア原種が最高賞というのは、
　　蘭展に一つの方向を作ったことであり、
　　ラン展の性格、性質、ＤＮＡが・・・形作られた・・。
　　時代をタイムスリップしたような・・・。
　　プラントハンターが・・・輩出・・・横行するようなラン愛好を作る。
　　バブルに踊る・・・日本。
　　１８世紀、２０世紀のイギリスと似た珍品熱狂。
　　そして・・・絶滅危惧種。
　　・・・・・
　　そして・・・ワシントン条約まで。
　　
　　大きな蘭展は・・・大きな力を持つから・・・
　　有能な業者は・・・利用しない手はない・・・と動く。
　　しかし、蘭展が衰退すれば・・・打つ手がなくいなる事態になる。
　　愛好の世界は珍品である。
　　珍しいランが少なくなれば・・・更に欲しくなる。
　　地球の珍品が保存されているエリアは・・・限られている。
　　軍事要塞地帯・・・。
　　北緯２８度線の両側の朝鮮、北朝鮮のエリアには、
　　朝鮮人参の５０年物が・・・ある。
　　立ち入り禁止措置が・・・５０年物を保存した。
　　
　　日本の御蔵島は軍事要塞エリアではなかった。
　　だから・・・ニオイエビネは絶滅！

　　

　　これから・・・何を「仕掛ける」のか？？？
　　この３０年、蘭界は仕掛け、仕掛けで繋いできた。
　　再ブレイクする仕掛けの種が・・・あるのか、ないのか。
　　。

宇井　清太は・・・一つの野望を秘めている。
蘭界を・・・ランの趣味の世界を「再ブレイク」させ隆盛発展させることである。
蘭界が衰退しているのは、用土の問題がきわめて大きいからである。
つまり、自生地とかい離したラン菌削除の栽培法が・・・
あたかも正しい栽培法として、この３０年、４０年テレビ講座で放映され、
蘭の本には・・・それが定石のように・・・全部似たような栽培法が書かれてきたからである。
その結果・・・蘭のほとんどは消耗品化して・・・
蘭に魅力を感じた人のほとんどは・・・去った
そして販売されたほとんどの株は・・・枯れた。
こういう状態では・・・絶対に蘭界は隆盛しないのは当然のことである。
その果てに、野生ランでは・・・日本の山々からランは姿を消した。
山堀株は・・消耗品。
そのエリアに生息するのがラン業者である。
本当に・・・これまでの商売モデルで、今後も蘭界が１０年、２０年、３０年、
隆盛どころか維持継続出来るのか？？？
怪しいものである。

ペレポストは・・・こういう現状にストㇷ゚をかけ、
新たな２１世紀の・・・隆盛発展させるものである。
恐らく、多分、ペレポスト以外では・・・蘭界を再ブレイクさせられるものはないであろう。
めぼしいラン栽培の技術は、これまでほとんど出尽くしているからである。
残っているのは、本格的なペレポスト普及によるラン栽培である。
人間が喜ぶラン栽培ではなく・・・、
蘭が喜ぶラン栽培である！

この３０年、蘭のみでなく園芸界も・・・・激変した。
園芸の楽しみ方も、趣味のあり方も激変した。
その一つに・・・テレビで放映されている「寄せ植え」である。
ただ、ホームセンターから鉢を購入して・・・寄せ植えするだけ。
こういうのを園芸というのか？？？
何かバカバカしい・・・講座が・・・繰り返されている。
この流れの中に蘭も巻き込まれてしまった。
蘭も寄せ植え。
つまり、ラン菌の生息しない用土では・・・どうせ枯れるのであれば、
ランんも草花も同じ・・・。
一年草とデンドロでも、胡蝶蘭でも・・・あげくシンビまでもと考えたくなる。
生き残るためには・・・蘭の根本は菌根植物など・・・考えていられない！
蘭の寄せ植え商品を見ると・・・何か業界の、蘭界の断末魔の叫びが聞こえるようである。
この寄せ植えを大きくしたのが蘭展における「デスプレー部門展示」である。
本当に・・・感動するのか？？？？
心に残るデスプレーなど・・・本当にあるのか？？？？
・・・・
デスプレーの中に・・・蘭界が「再ブレイク」する「種が」潜んでいるのか？？？
唯の興行テクニックの中の客寄せパンダのレベル。
どのように飾りつけしても・・・その場限りのものであり、少しばかりの才能と感性のエリア。
だから・・・・どうなの？？？
そういう感想しか浮かばない。

更に・・・蘭界を衰退させるものが・・・
蘭展における・・・蘭の投げ売り！
そういうつまらないランの展示会で・・・料金を取るのか？？？
蘭界というのは・・・そういう業界だったの！
蘭展が・・・人に虚しさを感じさせるのでは・・・何のための蘭展かわからなくなる。
主催者とラン業者のレベル・・・まで透けて見える人がいる。
観客の心を・・・ナメテ来たのではないか？？・
高い場所代を払って・・・店を出す・・・・その意味は・・・利益追求。
蘭界の未来、将来のことなど・・・ほとんどカンケイナイ。
興行・・・、ビジネスというもんはその程度のことで・・・
世界は動いているのかもしれないが・・・。
でも・・・再ブレイクは・・・ほとんど望めない。
リピーターも激減・・・。
蘭展も・・・行くところまで行き着いた感じ。
興行の天才でも出れば別だが・・・・

以上のように考察すると・・・希望があるとすれば「ペレポスト」栽培である。
本格的な自生地再現栽培である。
蘭界の未来、希望があるのはペレポスト栽培のみであろう。

　　宇井　清太のランつくり見れば・・・・
　　　　　ペレポストで作りたくなる・・・・。

　ペレポストの素晴らしいランを見せる！
　　　展示すれば・・・・本当のラン栽培を教えれば・・・

　　　　　必ず・・・ランは再ブレイクする！

　多くの人が・・・ランを見限ったわけではない！
　　作れるなら・・・もう一度作りたいのである。

　蘭の業者は・・・一部のラン村社会の人を相手にして・・・
　人々の花を、ランを好きな人の切なる願いを無視してきた。
　蘭展での・・・入賞狙いする人は・・・ランより名誉が好き。
　本当に花を好きな人は・・・巷間にいる人である。
　ラン業者の商売モデルが・・・どこか方向違いしてきたようである。
　ホームセンターでは・・・この巷間の蘭好きに対応できない。
　ホームセンターでの蘭販売は・・・最初から・・・蘭界隆盛、ランの未来などカンケイナイ。
　目先・・・売れて・・・利益を取れればいいだけの商売モデル。
　普及とは言わないモデルである。
　行くところまで・・・行った状態。
　起死回生のモデルは・・・・

　ラン業者団体のＪＯＧＡは・・・
　　どんな再ブレイクモデルを企画しているのか・・・・・？？？？？
　　
　　
　
　